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基礎概念

脅威

Threat

脅威とは「システムや組織に損害を与える可能性のある事象・主体・行為」の総称で、外部の攻撃者・悪意のある内部者・マルウェア・自然災害・ヒューマンエラーなど多様な形態があります。脅威単体では被害は発生せず、「脅威が脆弱性を突いたとき」に初めてリスクが顕在化します(リスク = 脅威の発生可能性 × 影響度 × 脆弱性の有無)。脅威を分析するアプローチとして、STRIDE(なりすまし・改ざん・否認・情報漏洩・サービス拒否・権限昇格)や、MITRE ATT&CKによるTTPのマッピングが実務で使われます。脅威インテリジェンス(Threat Intelligence)は攻撃者の動向・利用ツール・IOCをリアルタイムで収集・分析し、先手を打った防御を可能にします。設計フェーズに脅威モデリングを組み込むことで、後から脆弱性を修正するよりも大幅に低いコストで安全なシステムを構築できます。

よくある質問

脅威とは?

システムや情報に損害を与える可能性のある事象・行為・主体。自然災害・内部不正・外部攻撃者・マルウェアなどが含まれる。リスク = 脅威 × 脆弱性 × 影響。

脅威と脆弱性の違いは?

脅威は損害を生む可能性のある事象や原因、脆弱性はその事象に対する弱点、リスクは目的・業務に対する悪影響を発生可能性と影響の大きさから捉えたもの。対象業務、既存対策、根拠と不確実性をそろえて評価し、脅威と脆弱性の単純な掛け算だけで結論を出さない。

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