用語比較
JWTとセッション認証の違い
セッション認証はサーバー側で状態を持ち、JWT認証はクライアントが自己完結トークンを持つ。失効と運用設計に違いが出る。
- 難易度
- 中級
- 想定読者
- Web開発者・アーキテクト
- 所要時間
- 約8分
セッション認証とは
サーバーがセッションIDを発行し、ユーザー情報をサーバー側のストアで管理する仕組み。
JWT認証とは
署名付きJSONトークン (JWT) をクライアントが保持し、リクエスト毎に提示する自己完結型の仕組み。
違いの比較表
| 比較軸 | セッション認証 | JWT認証 |
|---|---|---|
| 状態管理 | サーバー側で保持 | クライアント側で保持 |
| 失効 | サーバー側で即時失効が容易 | exp までは有効、即時失効には別の仕組みが必要 |
| スケール | セッションストア共有が必要 | サーバー側ストア不要だが鍵管理が必要 |
| リスク | セッションハイジャック | JWT 窃取、alg 改ざん、長すぎる有効期限 |
使い分け
- Webサイトメインの利用は HttpOnly Cookie + サーバーセッションで十分
- 複数サービスをまたぐ認可情報の受け渡しには JWT (短命) を使う
- モバイル/SPA は短命アクセストークン + リフレッシュトークン構成にする
よくある誤解
- JWTは常にセッションより安全、というのは誤解
- JWTはサーバー負荷を必ず下げる、とは限らない
- JWTに機密情報を入れてもよい、というのは危険(payloadは読まれる)
よくある質問
セッション認証とJWT認証の違いは?
セッション認証はサーバー側で状態を持ち、JWT認証はクライアントが自己完結トークンを持つ。失効と運用設計に違いが出る。
セッション認証とは?
サーバーがセッションIDを発行し、ユーザー情報をサーバー側のストアで管理する仕組み。
JWT認証とは?
署名付きJSONトークン (JWT) をクライアントが保持し、リクエスト毎に提示する自己完結型の仕組み。
セッション認証とJWT認証はどう使い分ける?
Webサイトメインの利用は HttpOnly Cookie + サーバーセッションで十分 複数サービスをまたぐ認可情報の受け渡しには JWT (短命) を使う モバイル/SPA は短命アクセストークン + リフレッシュトークン構成にする
セッション認証とJWT認証でよくある誤解は?
JWTは常にセッションより安全、というのは誤解 JWTはサーバー負荷を必ず下げる、とは限らない JWTに機密情報を入れてもよい、というのは危険(payloadは読まれる)