定義
バックドアとは正規の認証プロセスを迂回してシステムに不正アクセスできる隠し経路です。攻撃者が初期侵入後に設置して永続的なアクセスを確保する目的で使われるほか、開発者がデバッグや緊急対応のために組み込んだものが外部に公開されてしまうケース(意図せざるバックドア)もあります。サプライチェーン攻撃の文脈では、XZ Utils(2024年にOpenSSHへの侵入を狙い2年かけてオープンソースプロジェクトに仕込まれたバックドア)のように、信頼されたソフトウェアに悪意のあるコードを組み込む手口が増えています。バックドアは正規サービスのポート(80・443など)を使ったり、DNS・HTTPSなど正規プロトコルの通信に隠したりして検知を回避します。定期的な外部通信の監査・EDR/SIEMによる異常接続の検知・ソフトウェアの完全性検証(SBOMとコード署名の確認)が対策の柱です。
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